平成19年  保健医療サービス分野①

問題26 尿失禁について、より適切なものの組み合わせはどれか。2つ選べ。

1 経産婦に多く、咳などで腹に力が加わると漏れるが、気を付ければ正常の排尿ができる。—-溢流性尿失禁
2 意識障害があり、排尿したことが分からない。————————————–機能性尿失禁
3 尿はだらだらと連続的に少量ずつ漏れる——————————————切迫性尿失禁
4 前立腺肥大などによる尿閉が原因で起こる。—————————————腹圧性尿失禁
5 膀胱に尿がたまっても分からず、本人の意思と関わりなく失禁してしまう。—————–反射性尿失禁

 

 

解答2・5

 

 

問題27 褥瘡の発生要因とその予防策として、より適切なものの組み合わせはどれか。3つ選べ。

1 体位変換が困難な場合の体重による皮膚の圧迫—–エアマットなどの予防用具使用
2 堅いシーツや衣類などによる皮膚の摩擦————マッサージ
3 栄養不良————————————-状態に応じた栄養補給
4 汗などによる持続的な皮膚の湿潤—————–入浴や清拭によるスキンケア
5 便失禁などによる不潔な皮膚状態—————–クッションによる皮膚の保護

 

 

解答1・3・4

 


問題28 高齢者の栄養・食生活について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 高齢者の低栄養の予防や改善には、専門的な栄養管理が必要なので、介護予防サービス計画は管理栄養士が作成する。
2 咀嚼力の低下等により十分な食事摂取が確保できない場合には、食事の回数を多くしたり、補食を検討することが必要である。
3 高齢者は、食事時間や食事形態等が異なり、共に食事をしている人たちに遠慮する場合が多いため、一人で食事をさせた方がよい。
4 栄養・食生活アセスメントの測定項目のひとつである食事調査とは、既往歴、現病歴から現在の栄養状態を評価することである。
5 高齢者では、栄養管理に加えて、食事を通しての自立や生きる希望を持てるような支援が必要である。

 

 

解答2・5

 

 

問題29 精神に障害のある高齢者について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 気分障害の症状の出現や再燃は、環境の変化に影響を受けるが、睡眠の量や質には影響を受けない。
2 神経症の者の頭痛、腹痛などの不定愁訴やチックなどの原因は、日常生活の中での不安であることが多い。
3 統合失調症の者には幻覚、妄想などの症状が現れにくいため、服薬を継続しなくてもよい。
4 アルコール依存症の者には、酒を飲まない環境を整備するとともに、本人が飲んでいないときに、立ち直りのための支援を行う必要がある。
5 知的障害がある者の理解力や日常生活行動の状況は、一人ひとり異なるため、その者が理解できる言葉や伝え方に留意する必要がある。

 

 

解答2・4・5

 


問題30 高齢者の終末期に関することとして、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 臨死期においては、本人を安心させるため、本人への声かけを促すなど家族に対する働きかけが重要となる。
2 高齢者の状態が悪化した場合、医療を受けるかどうかの判断は、本人の意思よりも、残される家族の意思が優先されるべきである。
3 死の看取りに関する考え方として、苦しみの軽減・除去を最優先し、その結果、死期を早める場合があるのはやむを得ない。
4 死の直前の呼吸の状態は、通常まず下顎呼吸が起こり、その後、ゆっくりとした深い呼吸となり、最終的には呼吸停止が起こるという経過をたどる。
5 在宅ホスピスケアでは、苦痛の緩和、患者と家族に安心を与えること、日常生活、自然な経過などを重視した医療を行う。

 

 

解答1・4・5

 

 

問題31 リハビリテーションについて適切なものはどれか。2つ選べ。

1 通所リハビリテーションは、介護老人福祉施設と介護老人保健施設で実施される。
2 訪問リハビリテーションは、心身び障害があるため外来・通所リハビリテーションが困難な高齢者のみを対象としている。
3 訪問リハビリテーションにおいては、福祉用具の利用や住宅改修について、専門的立場から適切な助言を提供することも重要である。
4 通所リハビリテーションにおいては、常に理学療法士がリハビリテーションの計画を立案し、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士等に指示を行う。
5 訪問リハビリテーションにおいては、ある程度、要介護度別に重点的目標を設定することが可能である。このうち要支援者では、一般的に予防的リハビリテーションが主体となる。

 

 

解答3・5

 


問題32 在宅医療について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 がん性疼痛のコントロールは、経口薬剤を使用しても困難であり、頻回の注射による鎮静が欠かせない。
2 人工呼吸器を装着している場合には、急変時や機器の故障時のため、主治医や呼吸器供給業者への連絡体制を確認しておく。
3 在宅酸素療法を実施している場合には、禁煙を徹底することが重要である。
4 点滴回路(点滴ルート)にフィルターを用いて在宅中心静脈栄養を行っている場合には、感染の危険性はない。
5 経管栄養を実施している場合は、栄養がすべて吸収されるために、便秘や下痢の心配はない。

 

 

解答2・3

 

 

問題33 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 居宅療養管理指導を含む居宅サービス計画を作成するに当たっては、利用者の居宅において、医師等を含むサービス担当者会議を開催することができる。
2 介護支援支援門員は、居宅療養管理指導を行う医師に対して、居宅療養管理指導以外のサービスについて意見を聴くことはできない。
3 居宅療養管理指導は、区分支給限度基準額が適用されないサービスである。
4 居宅療養管理指導を行う管理栄養士は、利用者ごとの栄養ケア計画を作成し、これに従い栄養管理を行う。
5 居宅療養管理指導を行う薬剤師は、病院・診療所に勤務する薬剤師に限られる。

 

 

解答1・3・4

 


問題34 訪問リハビリテーション及び介護予防訪問リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1 医療機関や施設でリハビリテーションを受けていた者については、そのプログラムをそのまま訪問リハビリテーション計画とするのがよい。
2 訪問リハビリテーションとは、病院・診療所、介護老人保健施設、訪問看護ステーションから理学療法士、作業療法士が訪問するサービスである。
3 介護予防訪問リハビリテーションは、心身機能の維持回復と生活機能の維持又は向上に重点を置く。
4 介護報酬に短期集中リハビリテーション実施加算が算定される。
5 リハビリテーションマネジメント加算をするためには、医師、理学療法士、作業療法士その他の職種が、訪問リハビリテーション実施計画を共同して作成する必要がある。

 

 

解答3・4・5

 

 

問題35 次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 薬剤管理指導は、薬剤の効果の適切な把握、副作用の未然防止・早期発見等を行い、薬剤の適正使用の推進を目的としたものである。
2 加齢に伴うさまざまな生理・生体現象の変化は、薬の生体内での作用(吸収、代謝、分布、排泄等)に影響を与えることはない。
3 体内における食物摂取の過程は、食欲→摂食→咀嚼→嚥下→消化・吸収→排泄の順である。
4 口腔のケアを適切に行うには、口腔の状況だけでなく歯磨き、義歯の着脱、義歯の清掃について、要介護者の自立度についても評価を行う必要がある。
5 義歯の清掃は、常に、歯磨き剤と歯ブラシによる化学的清掃と義歯洗浄剤による機械的清掃の組み合わせが必要である。

 

 

解答1・3・4

 

 

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