平成22年 保健医療サービス分野①

問題26 リハビリテーションの実際について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 安定した歩行を獲得するためには、理学療法士等と連携し、適切な歩行補助具を活用するとよい。
2 自助具は、日常生活の多くの場面で自立を促すが、調理の際に使用するのは避けたほうがよい。
3 車椅子座位耐性が十分な場合は、生活圏の拡大ばかりでなく、精神的な援助にもつながるため、外出の機会を持つことが望ましい。
4 歩行が不可能な者のリハビリテーションでは、環境整備を含めた生活支援が重要であり、関節可動域訓練や筋力増強訓練はなるべく実施しないほうがよい。
5 片麻痺のある者が乗車する場合には、健側から乗るとよい。

 

 

解答1・3・5

☆☆解説☆☆

 

問題27 高齢者のリハビリテーションについて適切なものはどれか。2つ選べ。

1 高齢者に多い骨折は、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折などであり、転倒事故に関連するものが多い。
2 がん疾患などで終末期にある者は、治療の効果が期待できないため、リハビリテーションの適用とはならない。
3 糖尿病の罹患年数が長いと、下肢末梢の知覚障害等を呈するため、転倒予防に配慮する必要がある。
4 拘縮とは、関節包や靭帯など関節を構成する組織や周囲の組織が伸縮性を失い、正常の関節の動きが阻害された状態をいい、心身の障害が軽いほど起こりやすい。
5 高齢者に多い変形性膝関節症は、痛みや歩行障害をきたし、リハビリテーションが必要になるが、人工関節置換術の適応とならない。

 

 

解答1・3

☆☆解説☆☆


問題28 老年期うつ病に関する次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 発症のきっかけは、親しい人との死別、家庭内の対人葛藤、身体疾患などがあげられる。
2 活動意欲が低下し、行動が鈍くなるため、自殺行為に至ることは稀である。
3 動作や反応か遅く、注意力が乏しく、忘れっぽくなり、認知症と間違われやすいという特徴がある。
4 発症が疑われる場合には、他人との関わりを嫌がるので、医療機関の受診はさせずに、力づけながら状況が改善するまで見守っていく。
5 抗うつ薬を内服している場合には、ふらつきや便秘などの副作用を注意深く観察する必要がある。

 

 

解答1・3・5

☆☆解説☆☆

 

問題29 次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 ヒップ・プロテクターは、高齢者の骨盤を安定させ、腰痛を緩和するために用いられるものである。
2 高齢者の身体寸法に合わない杖や歩行器などを使用することや、これら歩行補助具の誤った使い方は、転倒の危険性を高める。
3 転倒による障害のなかで骨折とともに注意しなければならないのは、頭部外傷や硬膜下血腫である。
4 半側空間無視のある人は、車椅子で走行するとき、半側への認識が不十分なために壁や人にぶつかってしまう危険性がある。
5 転倒を体験して、転倒恐怖感や強い不安のために活動が消極的になった高齢者には、成功体験によって意欲を高めようとする対応はふさわしくない。

 

 

解答2・3・4

☆☆解説☆☆


問題30 介護老人保健施設に関する次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 ターミナルケア加算の算定において、入所者又は家族等の同意に基づくターミナルケアに係る個別計画の作成が必須である。
2 医師が配置されているため、感染症又は食中毒の予防及びまん延防止のための委員会は開催しなくてよい。
3 褥瘡が発生しないように適切な介護を行うとともに、発生を予防するための体制を整備しなければならない。
4 開設者は、社会福祉法人、医療法人、地方公共団体その他の厚生労働大臣が定めた者に限られ、市町村長の許可を受けなければならない。
5 介護療養型老人保健施設とは、療養病床から転換した夜間の看護体制などがある老人保健施設のことである。

 

 

解答1・3・5

☆☆解説☆☆

 

問題31 高齢者の睡眠について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の不眠は症状が安定しないことが多く、休息を確保するためにも、必ず睡眠導入薬を内服する。
2 高齢者では、早朝に覚醒することが多いが、夜間に覚醒することはほとんどない。
3 高齢者の不眠の原因としては、一般的な不眠の原因のほかに、日中の活動不足、夜間の頻尿、不安感などが考えられる。
4 安眠のためには、騒音を排除し、室温、湿度、照明などの環境整備をする。
5 安眠のための就寝前の援助として入浴や足浴は有効である。

 

 

解答3・4・5

☆☆解説☆☆

 

関連ページ

  • 平成22年  介護支援分野①
  • 平成22年  介護支援分野②
  • 平成22年  介護支援分野③
  • 平成22年  保健医療サービス分野①
  • 平成22年  保健医療サービス分野②
  • 平成22年  保健医療サービス分野③
  • 平成22年  福祉サービス分野①
  • 平成22年  福祉サービス分野②
  • 過去問題特集 目次



コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ