解説 第14回介護支援専門員実務研修受講試験 問題33


解説 第14回ケアマネ試験 問題33

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医療分野出題範囲において、精神に障害のある場合の介護もあげられています。受験要綱だけではややわかりにくいので、学習すべき疾患等をもう少し詳しく書き出してみましょう。

高齢者の精神障害疾患等としては、下記が出題されてきました。原因・症状・治療法・ケアにおいて配慮すべき点、そしてケアプラン作成時の注意事項などと分類しての学習が得点率がアップしておすすめです。
【器質性精神障害】
※せん妄
※アルツハイマー病(早発型、晩発型)
※血管性認知症
※その他の疾患の認知症(ピック病、レビー小体型認知症)

【機能性精神障害】
※老年期幻覚妄想状態
※老年期気分障害(老年期そううつ病)
※老年期神経症
※老年期パーソナリティ障害

 

1× 【5訂 第3巻120P】

アルツハイマー病と血管性認知症の両者で、老年期にみられる認知症のおよそ8割近くを占めるとされます。アルツハイマー病の特徴の1つとして、人格は徐々に崩れることが多いとされ、血管性認知症では比較的良く保たれるとされます。両者の比較は表にまとめてしっかり理解しておかれると、受験にも御仕事の場面でもおおいに役立ちます。

と・こ・ろ・で。
18年度の問題27に、下記のような設問がありました。○か、×か、どうぞトライを。

◆アルツハイマー病は血管性認知症に比べ、神経症状が少なく感情の平板化が見られることが多い。

正解は、○になります。この設問から、とてもたくさんのヒントが得られることに気づかれたかたも多いとおもいます。過去問題とまったく同じ、そのまんま出ることもあれば、そっくりさんだったり、裏がえしだったりといろいろアレンジされたものが、そのあとの試験に出ることが多いのですね。 15回受験を予定のかたは、上手な過去問攻略法をおもちになって下さいね。


2× 【5訂 第3巻224P】

せん妄とは、高齢者では、脳の器質性疾患(たとえば、脳血管障害、認知症疾患、脳腫瘍、頭部外傷など)の際に起こることが多いとされる意識障害の一種で、軽度の意識障害に加えて錯覚、幻覚、それらに基づく妄想や興奮を伴う状態をいいます。

 

3○ 【5訂 第3巻158-159P】

設問のとおりです。

 

4○ 【5訂 第3巻160-161P】

設問のとおりです。

 

5× 【5訂 第3巻158-159P】

せん妄の原因は脳の器質性疾患だけではありません。心疾患、呼吸器疾患、腎疾患、感染症、骨折、手術、脱水、栄養失調、薬物などによっても生じることがあります。

医療機関の受診により、基礎となる原因に応じた治療を受けることになり、水分や電解質の補給、脳循環改善薬や向精神薬といった薬剤の投与を行う場合もあります。




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