平成24年 介護支援分野 問題21 解説・解答

第15回介護支援専門員実務研修受講試験 ケアマネ試験 平成24年 過去問題 2012


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問題21 【地域支援事業・介護予防支援】 難易度 難

地域支援事業をおこなう地域包括支援センターと要支援者のケアプランを作成する介護予防支援事業者の役割の、介護保険制度上の位置づけをしっかり理解しているかを問う問題です。
消去法で解いた受験生は、まず最初に選択肢4が、過去問題で何回も出ていたので、すぐに×を選択したと思われます。

次に、選択肢5の非営利法人の定義を確認します。
非営利法人とは、営利(経済活動によって得た利益を社員・出資者に分配する行為)を行わない法人を指します。すなわち、非営利とは剰余金の分配をしないという意味で使われます。

民法第34条で定められている公益法人は非営利法人の典型ですが、特別法による学校法人、社会福祉法人、宗教法人、医療法人、非営利ですが公益を目的の色彩の強くない中間的法人も非営利法人に属します。


指定介護予防支援事業者は、「地域包括支援センターの設置者」に限定されています。
では、地域包括支援センターの設置者の資格要件は????
「地方自治法に基づく一部事務組合又は広域連合を組織する市町村、医療法人、社会福祉法人、包括的支援事業を実施することを目的として設置された公益法人又はNPO法人その他市町村が適当と認めるものとされています」
非営利法人に限定されているという規定になっていません。よって選択5を×と解答可能となります。

選択肢2と3は地域支援事業の中の任意事業の【介護給付費用適正化事業】の中のケアプランチェックを意味しています。非常に奥の深いところの出題ですが、いきなり奥の深いところが出題された訳ではありません。

第14回の問題12の選択肢5と似ていると気がついた方は、十分対応できたと思われます。
5 介護給付等費用適正化事業の内容には、ケアプランの点検が含まれる。

この選択肢の言い回しを変えて、「居宅サービス計画の検証」「施設サービス計画の検証」として問題が作られたと考えられます。多くの受験生が苦手な、地域支援事業で得点を稼げると一歩リードできると思われます。


1○
設問のとおりです。

2○
上記解説参照

3○
上記解説参照

4×
上記解説参照

5×
上記解説参照

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