平成24年 福祉サービス分野 問題50 解説・解答

平成24年 第15回 福祉サービス分野 解説・解答


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問題50 【訪問介護】 難易度 難

訪問介護の身体介護と生活援助の区分について下記の解釈通知が出されており、身体介護と生活援助の定義が示されています。原文をしっかり読み込まないと、区分がわかりにくくなります。また、現場の運用上、解釈通知がその都度、随時出されますので、受験生にとってはキャッチしにくい情報となります。

各都道府県介護保険主管部(局)長 殿    老計第10号平成12年3月17日
厚生省老人保健福祉局 老人福祉計画課長
訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について ――略――

1身体介護:身体介護とは、(1)利用者の身体に直接接触して行う介助サービス(そのために必要となる準備、後かたづけ等の一連の行為を含む)、(2)利用者の日常生活動作能力(ADL)や意欲の向上のために利用者と共に行う自立支援のためのサービス、(3)その他専門的知識・技術(介護を要する状態となった要因である心身の障害や疾病等に伴って必要となる特段の専門的配慮)をもって行う利用者の日常生活上・社会生活上のためのサービスをいう略
「特段の専門的配慮をもって行う調理」についても、調理そのものは必要な行為であるが、この場合も要介護状態が解消されたならば、流動食等の「特段の専門的配慮」は不要となる。

2 (生活援助)家事援助:家事援助とは、身体介護以外の訪問介護であって、掃除、洗濯、調理などの日常生活の援助(そのために必要な一連の行為を含む)であり、利用者が単身、家族が障害・疾病などのため、本人や家族が家事を行うことが困難な場合に行われるものをいう。 略
(1) 商品の販売・農作業等生業の援助的な行為
(2) 直接、本人の日常生活の援助に属しないと判断される行為


1○
設問のとおりです。平成24年度介護報酬改定に関するQ&A 集(平成 24 年 3 月 16 日)に記載されています。訪問介護の実際の運用上の細かい注意点になるため、受験生に質問することは、不適当と思われます。たんなるいじわる問題です。
(問 10) 生活援助における「買い物」サービスについて、利用者宅に訪問するための移動中に商品を購入することは可能か。
(答)
訪問介護においては、居宅において提供されるサービスとして位置付けられており、生活援助における「買い物」サービスを行う場合、訪問介護員等は利用者の自宅に立ち寄ってから、購入すべき食品又は日用品等を利用者に確認し、店舗に向かうこととしてきたが、前回訪問時あるいは事前の電話等により利用者から購入すべき商品を確認した上で、事業所等から店舗に向い、商品を購入後、利用者の居宅に向かうことができるものとする。
なお、この場合の訪問介護の所要時間については、店舗での買い物に要する標準的な時間及び利用者の居宅における訪問介護に要する標準的な時間を合算したものとすること。

2×
法改正による細かい部分の出題になります。※算定要件(身体介護(20分未満))
(利用対象者)・要介護3から要介護5までの者であり、障害高齢者の日常生活自立度ランクBからCまでの者であること。略 

3×
訪問介護は、身体介護と生活援助の2種類を担うことになります。身体介護は利用者さんの身体に直接接触して行う、食事、排泄、着脱、入浴や清拭、移乗、移動などの生活動作に関する介助のほか通院、外出も含まれます。さ・ら・に・は、利用者さんのADLや意欲向上のために、利用者さんとともに行う自立支援のためのサービスや、専門的知識・技術をもって行う行為も含まれていることに御注意ください。嚥下困難者のための流動食や糖尿病食などの調理のように、特段の専門的配慮を要する場合がこれにあたります。

4×
身体介護の定義に当てはまりません。

5○
設問のとおりです。

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愚痴を言うのは老化の証拠です。
愚痴だけは何の勉強をしなくとも言えるものですから。
by渡辺弥栄司♪

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