平成25年 保健医療サービス分野 問題41 解説・解答

平成25年 第16回 保健医療サービス分野 解説・解答


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問題41 出題テーマ【認知症高齢者の介護】 難易度 難

ここからは、【医療分野・総合】となります。 実は、合格ラインだった受験生さんから医療分野の総合を・解・き・忘・れ・て・試験を棒に振ってしまった・・・との御便りが毎年、いくつも寄せられています。
ケアマネ試験は、お持ちの資格などバックボーンによって受験する問題や持ち時間が変わってきます。模試DVDでも御伝えしたとおり、問題用紙を配られたら、落ち着いて、御自身が解くべき問題を用紙に素早くチェックを入れておく。途中経過のベストタイムなども、問題番号の上に書いておくと時間配分の確認に役立ちおすすめです。
近年の傾向では、問題41から問題45にスーパー難問があてられることが多いようです。
どなたにとっても手ごわい問題ですから、時間配分は、決めたとおりが鉄則。
福祉分野免除の受験生さんは、最後に最高の集中力でケアレスミスのないように。
医療分野基礎免除の受験生さんは、5問のうち3問正答を目指して全力投球でトライを。
全60問にトライする受験生さんは、落ち着いて予定どおりの時間配分・ペース配分を遵守。

オンライン模試DVDでも御伝えしたように難問が出てきたら、難問ジャングルに迷い込まずに【こんにちは・さようなら】が合言葉ですね。
さて、今年の支援分野には、まだ登場しませんでしたが、【地域包括ケアシステム】においてその創設理由の1つとなっているのが、認知症高齢者の増大です。まさに、待ったなし!!!の状態なのですね。今後、爆発的に増えるとされる認知症のかたへの、さまざまな支援とともに医療分野の学習も、疾患と支援サービス等の2本立てが必要といえるでしょう。
また、認知症関連の問題では、14回本試験あたりまでは、ちょっぴり曖昧だったBPSDが、今では主流となっています。どなたも御存知のとおり、その治癒は困難である認知症・・・。もどかしい想いを現場で募らせておられる受験生さんも、きっと多いこととおもいます。そのエネルギーを、全方位からの学習にどうぞあててくださいね。


1×
認知症の症状は、『中核症状】と『周辺症状】に大別され、かならず出現するのが記憶障害などの中核症状ですね。周辺症状は、BPSDともよばれ、中核症状に伴い、二次的に生じる症状をいいます。

2×
要因はさまざまですし、複数の要因が重なることもあるでしょう。
周辺症状を起こしやすい要因として、孤立・不安・不適切な住環境・不適切なコミュニケーション・身体合併症・生理学的不調・ネグレクト・過干渉・睡眠などの生活リズムのみだれ、認知症の進行・不適切な薬物の使用などがあげられます。

3○
オンライン模試でも出題しましたように、BPSDの治療には非薬物療法(個別療法、回想法、音楽療法など)が第一の選択となります。BPSDの悪化要因の4割近くもが薬剤性とのデータもあるそうです・・・。

4○
現在、4種の薬剤が認知症治療薬として用いられており、それぞれ特徴があり、使い分けが必要とされています。作用機序の違いから、併用可能な場合もあり、長期に使用する場合には併用の効果も期待されるとのことです。

5×
残念ながら、薬剤による認知症の根治的治療はまだできませんが、認知症の進行を遅らせる効果はみられています。設問のように、薬剤による治療は初期のみに限られるということはありません。

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

もっと、「良識」をもつことです。
良識とは知識や教養といったものではない。
どの世界においても、いつの時代にも変わらないもの。
人間の普遍的な、当たり前のことを意味するのです。
by養老孟司♪

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