平成26年 保健医療サービス分野 問題42 解説・解答

平成26年 第17回 保健医療サービス分野 解説・解答


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問題42 出題テーマ【感染症】 難易度 易

今年後半は、感染症に関する報道がひっきりなしでしたね。遠い異国の問題じゃないんだ!
そう痛感されたかたも多いのではないでしょうか? 正しく理解・正しく対応こそが原則ですよね。MRSA、ノロウイルス、インフルエンザと日常生活も感染症との静かな闘いなのかもしれません。人類の英知をもって、1日も速く勝利宣言したいところであります。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律                 
第一条  この法律は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関し必要な措置を定めることにより、感染症の発生を予防し、及びそのまん延の防止を図り、もって公衆衛生の向上及び増進を図ることを目的とする。
(基本理念)
第二条  感染症の発生の予防及びそのまん延の防止を目的として国及び地方公共団体が講ずる施策は、これらを目的とする施策に関する国際的動向を踏まえつつ、保健医療を取り巻く環境の変化、国際交流の進展等に即応し、新感染症その他の感染症に迅速かつ適確に対応することができるよう、感染症の患者等が置かれている状況を深く認識し、これらの者の人権を尊重しつつ、総合的かつ計画的に推進されることを基本理念とする。

(国及び地方公共団体の責務)
第三条  国及び地方公共団体は、教育活動、広報活動等を通じた感染症に関する正しい知識の普及、感染症に関する情報の収集、整理、分析及び提供、感染症に関する研究の推進、病原体等の検査能力の向上並びに感染症の予防に係る人材の養成及び資質の向上を図るとともに、社会福祉等の関連施策との有機的な連携に配慮しつつ感染症の患者が良質かつ適切な医療を受けられるように必要な措置を講ずるよう努めなければならない。この場合において、国及び地方公共団体は、感染症の患者等の人権を尊重しなければならない。
2  国及び地方公共団体は、地域の特性に配慮しつつ、感染症の予防に関する施策が総合的かつ迅速に実施されるよう、相互に連携を図らなければならない。
3  国は、感染症及び病原体等に関する情報の収集及び研究並びに感染症に係る医療のための医薬品の研究開発の推進、病原体等の検査の実施等を図るための体制を整備し、国際的な連携を確保するよう努めるとともに、地方公共団体に対し前二項の責務が十分に果たされるように必要な技術的及び財政的援助を与えることに努めなければならない。

(国民の責務)
第四条  国民は、感染症に関する正しい知識を持ち、その予防に必要な注意を払うよう努めるとともに、感染症の患者等の人権が損なわれることがないようにしなければならない。
以下略


1×
同じ趣旨の問題が、第8回本試験の問題34において登場していましたね。原則として保菌者は隔離しないこととされます。ただし、気管切開を受けている、人工呼吸器を使用しているなどの場合は主治医や感染対策担当者などが協議して対応を決定します。

2○
第16回本試験の問題43にも同じ趣旨の問題がありましたね。ここは頑張ってクリアしていただきたいところでありました。

3○
厚生労働省による、ノロウイルスに関するQ&A集によれば、患者さんの吐瀉物処理の際には、使い捨てのエプロン、マスク、手袋を使用するようあります。

4○
第18回合格を目指す皆さまは、このまま全文暗記しておきましょう!!

5×
国立感染症研究所のHPにおじゃましてみましたところ、通常の疥癬は患者の皮膚と直接接触を避ければ感染のおそれはないため隔離はせず、ノルウエー疥癬の場合は短期間の個室管理をとのことです。どちらのケースでも感染拡大を阻止することが重要となり、皮膚科への検査依頼も重要とありました。

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

本当に不幸なのは、
できることを未完のまま放り出し、
理解もしていないことをやり始めてしまう人々だ。
彼らがやがて嘆くのも無理はない。
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