平成27年 介護支援分野 問題16 解説・解答

平成27年 第18回 介護支援分野 解説・解答


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問題 16 出題テーマ 【要介護認定】  難易度 易

ケアマネ試験で合格しやすいパターンについてご理解されていますか?合格しやすいパターンは、試験出題範囲と過去問題を比較して、毎年、必ず出題される問題群で得点を積み上げることです。簡単そうに思われる受験生もおられると思います。しかし、ここは、問題作成者側もひねりにひねって、奥の深い項目まで出題をしてきます。この要介護認定関連の問題群で、確実に得点できるような、緻密な学習をされることをおすすめいたします。戦略なき学習ですとひっかけ問題やレア問題、珍問、奇問風にアレンジされると、敵(問題作成者)の思う壺となります。なんとしても得点するという強い気持ちと、緻密な学習の両方必要となります。

1○
要介護認定等の審査判定基準には「認知症の行動・心理症状関連行為」に徘徊に対する探索が記載されています。

2○
要介護認定等の審査判定基準に「医療関連行為」に輸液の管理が記載されています。過去問題にも登場した実績があります。

3○
新規の認定調査は、市町村もしくは、指定市町村事務受託法人が行うことが介護保険法第27条に記載されています。(施行規則第36条も関連します)過去問題と同じなので正答したい選択肢です。

4×
要介護認定では、実際に時間計測することはありません。質問に対して回答を得て、得られた回答を、コンピューターに入力をして、「要介護認定等基準時間」を推計します。
「次のキーワードが理解・整理できていない受験生は再学習が必要と思われます。
「要介護認定等基準時間」「1分間タイムスタディ・データ」「一次判定」「二次判定」「特別な医療12項目」「調査の委託」「主治の医師の意見書」「認定調査票」「申請代行」「新規」
「更新」「調査の委託」「認定有効期間」「認定の遡及効」「審査と判定の違い」・・・


5×
選択肢の出題意図がやや意味不明です。
要介護認定の申請代行については、過去問題で何度も登場していますが、申請権は、当事者以外に何があるの???となってしまいます。
成年後見制度の市町村長の申し立て(権)をいいたかったのでしょうか???
それとも、介護保険の申請主義では、救われないケースが潜在化していることを言いたかったのでしょうか??
下記の内容を参考に、この選択肢を作成したのではないかと想定しました。
【参考】
成年後見制度における申立権者は、本人、配偶者、四親等内の親族、未成年後見人、未成年後見監督人、後見人、後見監督人、保佐人、保佐監督人、補助人、補助監督人、検察官(民法第 7 条)、任意後見受任者、任意後見人、任意後見監督人(任意後見契約に関する法律第 10 条第 2 項)とされています。
■しかし、65 歳以上の者(65 歳未満の者で特に必要があると認められるものを含む)、知的障がい者、精神障がい者について、その福祉を図るために特に必要があると認めるときは、市町村長は後見開始の審判等の請求ができると規定されています(老人福祉法第 32 条、知的障害者福祉法第 28 条、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第 51 条の 11 の 2)。
■【事件】申し立てができるか?できないか?
平成25年6月25日の東京高裁裁判では、*区長申立てに対して、本人と同居の子が「その福祉を図るために特に必要があるとき」の要件を満たしていない等の抗告を行った事案について、東京高裁は「子による介護状況は極めて不適切であるとの評価を免れないものであるから、本人の保護の必要性が高い状態であったということができる。それにもかかわらず、
抗告人(子)において、本人について成年後見開始等の審判を申し立てることは、期待できない状況である。」と、区長申立てが適法であったことを認めた。
(*区長が成年後見の申し立てをしました。)

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力しつづけることです。
by瀬戸内寂聴♪

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