平成27年 保健医療サービス分野 問題29 解説・解答

平成27年 第18回 保健医療サービス分野 解説・解答


≪戻る

問題 29 出題テーマ【居宅療養管理指導・薬剤管理】 難易度 易

問題29は、消去法の活用で、どなたも追加点をあげていただけたのではないでしょうか?
薬剤管理の学習においても、合言葉は【か・れ・い】であります。御高齢者における、薬の吸収、薬の代謝、薬の分布、薬の排泄などには、大きな、大きな特徴があるのですね。
ここをしっかりつかんじゃえば、あとは、時事ネタなどが設問にあっても、消去法で対応できるとおもわれます。薬剤管理も毎年登場する鉄板問題。得点源にしちゃいましょう。

口腔ケア、栄養、薬剤管理などの学習は、出題範囲としての居宅療養管理指導とも並行して行うとケアマネージャーとして御活躍を始めた際にも役立ち、おすすめです。

さて、調査によれば、なんと、御高齢者の4人に1人が、7種類以上ものお薬を服用なさっているとの結果が報告されたそうです。そうです!おもいっきり多剤併用が現実なのですね。

治療のための大切なお薬ですが、副作用も当然に存在します。その副作用を、別のお薬で緩和させて・・・働き盛りのわれわれでも、管理がたいへんそうですよね。それを高齢者御一人で、あるいは、高齢の配偶者だけでとなるとかなり厳しいのではないでしょうか??
ケアマネージャーをはじめとする、チーム一丸の継続的な支援が絶対に、必要ですよね。
プラン担当ケアマネ目線で、どうぞ全方位から高齢者における【薬剤管理】の学習を。


1○
お薬・イコール お口から飲むもの とは限りません!! 同じ効用であっても、飲み薬、貼り薬、座薬などなど、タイプはいろいろ代えることも可能な場合があります。
御本人の嚥下状態も変化しますので、飲み込みにくい形状のものがあれば主治医に相談BESTですね。オンライン模試にもどんぴしゃ問題がありましたよね♪♪

打ち身や、捻挫用のはり薬を、つい想像しちゃいますが、実は貼付薬の進歩には目覚しいものがあり、認知症薬においても、貼り薬タイプが登場しています。ぜひチェックを!

2×
高齢者の腎機能は低下傾向にあります。そのため、体内の薬剤の排泄に時間を要することになり、薬剤が、体内に予定よりも長時間留まることにもなってしまうのですね。その結果、薬剤の効果が強くでてしまう場合があります。勝手な薬剤使用量の増量はNG!ですね。
これもオンライン模試を受けて下さった皆様は、楽々クリアしていただけたと思います。

3×
中国(漢)で生まれ、日本に渡って独自の発達をしてきたとされる漢方薬。草根木皮を中心に動物由来、鉱物由来のものなどがあり、ツムラなどのメーカーでもよく知られるところですよね。
BPSDの治療においても、『抑肝散』という漢方薬が用いられています。
『抑肝散』には、イライラや気持ちの高ぶり(興奮)を鎮める作用があるそうです。
現在のところ、漢方薬には保険適用のものと、そうでないものとがありますので御注意を。

4○
壁掛け式になっていて、毎日の日付ごとに透明の小さなポケットがついている・・・こんな
工夫がなされたカレンダーが、『おくすりカレンダー』ですね。
御高齢者や介護者にも、ひとめでわかり取り入れやすいナイスなアイデアでありましょう。

5○
過度の血圧低下や起立性低血圧などにより、転倒のリスクが高まりますので要注意ですね。

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

勇気と楽観は人間の能力を開花させる絶対条件と思う。
客観的に自己をみつめ分析する、などということをしていたらまともな人間は早晩、自信を喪失して潰れてしまう。
自己懐疑も同様である。
by藤原正彦♪

≪戻る




コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ