平成27年 保健医療サービス分野 問題32 解説・解答

平成27年 第18回 保健医療サービス分野 解説・解答


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問題 32 出題テーマ 【急変時の対応】 難易度 易

問題32は過去問題の類似問題も選択肢にありましたので、得点源としていただけたとおもいます。過去問題を解いたらかならず、(×)の理由を説明できるまで調べておきましょう。
1つ1つとなると、なかなか大変ですが、類似問題として再登場した際には得点源につながりやすく、やって損無し!!のひと手間であること保証いたします。今回は登場なしですが意識レベルのスケールである、3-3-9度方式(JCS)の内訳も、ぜひしっかり学習を。

第19回本試験にむけての学習ポイントをまとめてみましたので、どうぞご参照ください。
受験生さんのバイブルである、基本テキストは早くも七訂。内容もさらに進化しています。
今回の試験でも、先取り知識としてちらほら七訂からの出題がありました。要注意ですね!

(1)病気が原因の急変                                
①意識障害 ②呼吸困難 ③痛み(頭痛、胸痛、背部痛、腹痛) ④吐血・下血・喀血 ⑤嘔吐 ⑥麻痺 ⑦発熱 ⑧脱水

(2)事故が原因の急変                                
①窒息 ②誤嚥 ③転倒・骨折 ④入浴中の事故

(3) 心肺蘇生

(4)緊急避難的医行為(喀痰の吸引、救命処置)


1×
若い世代の受験生さんには、『コールタール』って誰?? なかたも、おられるかもですね。
道路の舗装に用いられる、暗褐色のどろりとした物体が、コールタールで、【タール便】の語源であります。(ネットでぜひ、画像検索を)
それにしてもなぜ、急変の出題として本試験にタール便が何度も登場するのでしょうか? 
それは、【上部消化管からの出血を意味する】からなのですね。
痔核などによる出血では、真っ赤な血(鮮紅色と表現されることが多いです)なので、出血にすぐ気づけますが、胃に入って胃酸により血液が変色するため、上部消化管からの出血は、黒っぽいどろーりとした状態となるのですね。設問のような血圧低下、大量出血から、重篤な状態であることの察知が瞬時にもとめられます。

2○
このまま、全文暗記しておきましょう!!
吐瀉物による窒息防止のためには、すみやかに『側臥位』をとり(難しい場合は横を向く)、全身状態を確認します。救急要請を行った場合は救急隊到着までに行うべきことに、できるだけ複数の職員であたるのがBESTでしょう。

3×
過去の本試験にも類似問題がありましたよね。下痢とは、水様便(水分が8割以上)が排出される状態とされます。ただでさえ、体内の水分貯蔵量が少ない高齢者が、継続的に下痢をすれば容易に脱水に陥ってしまうことにも・・・。速やかな医療機関の受診がのぞまれます。

4○
このまま、全文暗記しておきましょう!!
救急車が来るまでは、歩かせたり、車椅子に座らせたりせず、水平に寝かせ嘔吐時に誤嚥しないよう、顔は横を向かせるなどの対応をします。

5○
このまま、全文暗記しておきましょう!!
けがをしてる部分が不自然に変形している、激しい痛みがある、他動的に動かすと痛みがある、または、痛みのせいで動かせないなどといった場合には、骨折の可能性があります。
応急処置として、骨折を疑う部位の2つ上下の関節に届く長さの、副木を当てて固定します。
患部を無理に動かしたりぶつけたりしないよう注意して、医療機関受診が望ましいでしょう。

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

勉強というものを、義務ではなく、生活にうるおいを与え、将来、社会に出たときに恩恵をもたらす事柄を学ぶすばらしい機会だと考えましょう。
byアインシュタイン♪

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