平成27年 保健医療サービス分野 問題35 解説・解答

平成27年 第18回 保健医療サービス分野 解説・解答


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問題 35 出題テーマ 【精神に障害がある場合の介護】 難易度 中

問題35の設問を読んだ瞬間に、小単元が何であるかを思い浮かべた受験生さんは過去問題活用術を上手にマスターなさっておいでとおもいます。『精神に障害のある場合の介護』として昨年も登場している小単元ですね。
ケアマネ試験は決して何が出るのか、さっぱりわからない試験ではありません。今年は準備ほぼゼロの、記念受験だったもんね・・・そんな受験生さんはぜひ、各種小単元の学習すべき内容を調べてみてくださいね。御仕事だって、受験勉強だって【段取り8割】であります。
学習すべきことがらがわかれば、皆さまの実力をもってすれば、合格はすぐそこです!!

第19回に向けての学習ポイントをまとめてみましたので、よろしかったら御参照ください。
疾患に関する学習では、症状、治療、生活への影響など、項目を決めるとよいでしょう。
★ 高齢者の精神障害
◆ 高齢者の精神疾患の特徴
◆ 高齢者に多い精神障害 : 老年期うつ病、統合失調症、妄想性障害、アルコール関連障害

★ 精神に障害のある高齢者の介護
◆ 必要とされる支援の姿勢
◆ 疾患に特徴的な障害がある人と関わる際の 留意点など : 統合失調症、双極性障害、アルコール依存症、神経症、知的障害

★ ケアにおける安心感の保証


1○
このまま、全文暗記しておきましょう!!
高齢者では、脳の器質性疾患(脳血管障害、認知症疾患、脳腫瘍、頭部外傷など)の際に発症することが多いとされます。また、心疾患、呼吸器疾患、腎疾患、感染症(肺炎、尿路感染症など)、骨折、手術、脱水、栄養失調、薬物などが原因でも生じるとされます。

2○
意識障害の1つに、せん妄があります。一般には、一過性の認知機能低下、見当識障害、不眠、興奮、錯乱、幻聴、幻覚などさまざまな精神症状が現われ、特に興奮や錯乱を主体とした場合には、興奮過覚醒型と呼ばれています。夜間に大声を出して暴れたり、逆に反応が低下して認知機能や見当識が低下する傾眠低覚醒型もあります。
せん妄を引き起こす背景には、睡眠や覚醒のリズムの障害があるとされます。静かな環境と夜間の適度な照明は、せん妄の予防となります。


緊急入院などの社会的に隔離された状況や、いつものめがねや補聴器が使えない状態が続く感覚の遮断もせん妄の要因となります。手術後などのケースもありますので、医療従事者と連携をとりながらの適切な対応がのぞましいでしょう。


アルコール依存症である高齢者御一人で、依存状況を乗り越えることは難しいとかんがえられます。全国各地には、『断酒会』や、『AA』(アルコホーリックス・アノニマスの略)があります。会合への参加により仲間もできますし、体験者のお話を聴くこともできます。あせらず健康を取り戻すことができるよう、継続的な支援がのぞまれます。
人口の高齢化に伴い、高齢者のアルコール関連障害も増加傾向にあるそうです。高齢者になるとアルコール摂取量は減少しても、アルコール代謝酵素の活性低下、中枢神経系でのアルコール感受性亢進などのために、若年者に比べ酩酊効果が出やすくなり、結果として、アルコールへの依存症になりやすいとされます。
依存症が認められる場合には、御本人が『お酒を飲んでいない状態(しらふの状態)』のときに支援についてお話をすることが大切となります。援助者サイドが、まずじっくり御本人のお話を聴くことから、スタートですね。

5○
このまま、全文暗記しておきましょう!!

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

本当に不幸なのは、
できることを未完のまま放り出し、
理解もしていないことをやり始めてしまう人々だ。
彼らがやがて嘆くのも無理はない。
byゲーテ♪

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