平成27年 保健医療サービス分野 問題40 解説・解答

平成27年 第18回 保健医療サービス分野 解説・解答


≪戻る

問題 40 出題テーマ 【短期入所療養介護】 難易度 中

受験生さんの中には、『短期入所療養介護』と、病院、診療所、老健が、結びつかないかたも多いのではないでしょうか? 老健の問題の選択肢に短期入所療養介護が入っていたり、今回のように療養病床??なる用語が登場したりと、医療系サービスの立ち位置って、なんだか難解ですよね。
ここでまず思い出していただきたいのが、支援分野における学習の、『みなし指定』であります。正しくは『指定の特例』ですね。この特例において病院、診療所、薬局については、医療保険法による保険医療機関、保健薬局の指定を受けた場合には、別段の申し出のない限り、これらの施設が当然に提供し得る一定の居宅サービスにつき、指定居宅サービス事業者の【指定】があったものとみなされます。
また、同様に、介護老人保健施設についても、介護保険施設としての許可(開設許可)を受けた場合には、別段の申し出がない限り、この施設が当然に提供し得る指定居宅サービス事業者の指定があったものとみなされます。みなし指定の内訳は、下記のとおりです。

◆病院・診療所:居宅療養管理指導、訪問看護、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション
◆薬局:居宅療養管理指導
◆老健:短期入所療養介護、通所リハビリテーション

そして、さらに覚えておきたいことが!! 短期入所療養介護サービスを提供できる機関として、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、及び、療養型病床群をもつ医療機関(病院、診療所)があげられるのですね。みなし指定以外にも、指定をとれば提供できるサービスとして短期入所療養介護があることに。それぞれの設問が、どのあたりのことを尋ねているのかがわかれば、皆さまの実力なら正答は楽勝です。まずは、サービス提供機関の位置関係を正しく把握しちゃいましょう。


1×
もーお、大丈夫ですよね!!19回試験においても、このタイプの設問は必ずどこかに登場すると予想いたします。17回問題40でも、よく似た内容の出題がされています。過去問題はできれば10年分くらいさかのぼり、出題パターンを確認しておくと、確実に得点につながりおすすめです!! おおっと!オンライン模試にも類似問題が出ていましたね!!

2○
運営基準において、概ね4日以上の利用をする場合には、短期入所療養介護計画の作成を行うものと規定されています。19回合格に向けて、覚えておきたい数字となります。

3×
ううむ。不思議な設問です・・・。医療系スタッフによるアプローチがあるからこそ、短期入所生活介護との住み分けがあるはずですよね。疾病によっては、在宅ではできない検査や処置も行います。運営基準には、医師の『診療の方針』も規定されており、検査・投薬・注射・処置等は、利用者の病状に照らして妥当適切に行なうものとされます。

4○
本来であれば、居宅サービス計画にのっとり、サービス事業者に予約を入れて準備万端で利用がいちばんかもしれませんが、緊急時の利用も有り得ます。『緊急短期受入所受入加算』として利用を開始した日から起算して、7日を限度として算定できます。ただし、認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定している場合は、算定できないことに御注意ください。15回本試験の問題45でも出題されていますので、過去問を頑張って確認された皆さまは(○)を選んでいただけたとおもいます。

5×
短期入所療養介護は、一般に『空床利用型』といわれる運用がされています。空床利用型では、短期入所療養介護の利用者と、施設等の入所サービスの利用者を合わせた数が、短期入所療養介護を運営する施設全体の定員を超えなければOK!! それぞれの定員を何名と決める必要なしなのですね。人数の割合が、日によって異なってもOKであることにも御注意ください。
このタイプの設問って、試験作成委員の先生のひそかなMY BOOMなのでしょうか?? 
第16回本試験の問題37に類似問題がありましたよね!!

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

本は消耗品なので、傍線を引いたりページをめくったりして、遠慮なく汚すべきである。
by立花隆♪

≪戻る




コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ