平成27年 福祉サービス分野 問題48 解説・解答

平成27年 第18回 福祉サービス分野 解説・解答


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問題 48 出題テーマ【ソーシャルワーク・集団援助技術】難易度 易

行政などのケースワーカーさんだけが、ソーシャルワークを行うのでは決してありません。
皆さまが目指す、ケアマネージャーが実践するケアマネジメントという手法の土台となっているものもまたソーシャルワークなのですね。利用者さんのニーズと社会資源を結びつけるのがケアマネジメント、また、個人の内なるちからに焦点を合わせつつ、相談援助を行うのがソーシャルワークといえますが、ケアマネジメントにおいてもソーシャルワーク的視点が必要とされる場面は非常に多いとされます。地域包括ケアシステムの構築にも欠かせないことからも、19回試験においても出題の可能性は高いと予想いたします。

さて、試験対策としてのソーシャルワークの学習では、ずばり!! 3本立てでゆきたいとかんがえます。それぞれの援助技術が目指すところ、その特色など、ぜひ頑張って学習を!!

◆個別援助技術(ソーシャルケースワーク、あるいは、ミクロ・ソーシャルワーク)
 個人に対する支援であり、ケアマネージャーも日常的に活用するものとされます

◆集団援助技術(ソーシャルグループワーク、あるいは、メゾ・ソーシャルワーク)
 集団場面や集団活動を対象とし、あるいはそれを媒介にして社会福祉援助を行います

◆地域援助技術(コミュニティワーク、あるいは、マクロ・ソーシャルワーク)
 直接的な働きかけを『地域』に対して行う援助方法とされます


1×
メゾ・ソーシャルワークとは、集団場面や集団関係を対象とし、または、それを媒介にして社会福祉援助を行うものとされます。小集団の持つちからを、福祉援助にも取り入れたのですね。高齢者を対象にする場合では、これまであまり集団活動を経験したことがない場合もありますので十分な準備を行い、個別化、ゆっくりとした導入、また、いつでも離脱できる自由の保障といった工夫が必要とされます。

2×
面接が主体となるケースワークとは、異なる効果をもつグループワーク。小さな集団のなかでいくつもの効果がみられます。いつでも、自由に離脱できることが補償されているからこその効果もあるのですね。

3×
メゾ・ソーシャルワークにおいては、ワーカーはすべての活動においてリーダーであるわけではありません。メンバー自身が、ある時はリーダーになったり、時に傍観者になったりもします。いわゆる役割交換の効果ですね。この効果によって、メンバーは自分自身を見直し自己像を変容させたり、新たな自信をもつ機会ともなり得ます。体験談もおおいに語っていただきましょう!!

4○
援助される側から、ときに、リーダーとして誰かを支える側にも・・・。『メゾ・ソーシャルワーク』ならではの援助方法といえますね。

5○
メゾ・ソーシャルワークにおける効果の1つに、現実吟味と社会的学習機会の拡大効果があります。集団可動から新たに多様な交流が生まれ、時にはプログラム外の活動もでてくるのですね。新しい場面での自分の役割を発見したり演じたりすることにより、自信をもてたり、新しい興味を見出すこともあるとされます。自分達のペースに合わせた外出や、旅行の計画などもメゾ・ソーシャルワークにおける援助となります。

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

言語能力が低いほど、うつ的な気分になりやすい。
悩んだ時に、それを言語化して言葉で解決できないからです。
by榎本博明♪

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