平成27年 福祉サービス分野 問題55 解説・解答

平成27年 第18回 福祉サービス分野 解説・解答


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問題 55 出題テーマ【介護予防訪問入浴介護方法論】難易度 易

皆さまは、街中を走る訪問入浴CARを見かけたことがあおりでしょうか? どちらかの玄関先での浴槽搬入シーンをご覧になったことがおありかもしれないですね。ところで、介護予防訪問入浴サービスって、どのような人が対象となるのでしょう。サービス導入の際の必要性についての聴き取り調査では、利用者の自宅浴室が屋外離れにあり自宅浴が困難、疥癬などにより通所介護の利用が困難、入浴のケア時における、アクシデントから通所介護での入浴を避けたいなどといった、さまざまな事例があったそうです。
そのため、通常考える入浴サービスよりも、幅を持たせ柔軟に対応できる余地を残すことが必要であるとの観点から、『介護予防訪問入浴サービス』が導入され今に至るとのこと。
御自宅に浴室、浴槽がある、介護者がおられるといったこととは関係なく利用可能です。

サービスとしては、要介護1から5の人が利用する訪問入浴介護と同様に考えて良いのですが注意すべきことが1つ。それは、微妙に、『人員基準』や『運営基準』が異なること。
福祉分野ではこれまでにも、ひっかけ問題としてこのあたりが何度も登場してきています。
他のサービスでもそうですが、できれば介護予防バージョンも同時進行で学習して、相違点チェックがおすすめです。

◆例として、『介護予防訪問入浴介護』と『訪問入浴介護』との違いを一つ、みてみましょう。
(指定介護予防訪問入浴介護の具体的取扱方針)
第五十七条  介護予防訪問入浴介護従業者の行う指定介護予防訪問入浴介護の方針は、第四十六条に規定する基本方針及び前条に規定する基本取扱方針に基づき、次に掲げるところによるものとする。
四  指定介護予防訪問入浴介護の提供は、一回の訪問につき、看護職員一人及び介護職員一人をもって行うものとし、これらの者のうち一人を当該サービスの提供の責任者とする。ただし、利用者の身体の状況が安定していること等から、入浴により利用者の身体の状況等に支障を生ずるおそれがないと認められる場合においては、主治の医師の意見を確認した上で、看護職員に代えて介護職員を充てることができる。

(指定訪問入浴介護の具体的取扱方針)
第五十条  訪問入浴介護従業者の行う指定訪問入浴介護の方針は、次に掲げるところによるものとする。
四  指定訪問入浴介護の提供は、一回の訪問につき、看護職員一人及び介護職員二人をもって行うものとし、これらの者のうち一人を当該サービスの提供の責任者とする。ただし、利用者の身体の状況が安定していること等から、入浴により利用者の身体の状況等に支障を生ずるおそれがないと認められる場合においては、主治の医師の意見を確認した上で、看護職員に代えて介護職員を充てることができる。


1×
両者は住み分けが規定されているため、同時利用は行えません。したがって算定は行わないが正解となります。

2×
事業者さんの入っているビルの上階がマンション・・・なんてケースも、ありえますよね。
同一の建物に利用者さんが御住まいの場合には、通常の介護報酬から、所定単位数を減算、すなわち、マイナスして報酬を請求することが規定されています。

3○
この設問が曲者!でしたが第16回の問題56に登場ずみですので、過去問題を丁寧に確認してくださった受験生さんは迷わず、(○)を選ばれたとおもいます。

4○
このまま、全文暗記しておきましょう!!

5×
現在の入浴方法では、利用者さんの病状が安定していれば、医療処置、医療機器を利用している場合においても、ほとんどのケースは入浴可能とされます。ターミナル期における利用もなされています。訪問入浴事業者スタッフの皆さまのファイトに敬服!!ですね。

がんばれ受験生! 合格祈願 名言・格言・ことわざ

能力とは、素質×教育努力である。
by関本忠弘♪

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