ケアマネージャー試験の合格率・難易度は?(介護支援専門員実務研修受講試験合格率、難易度)

ケアマネ試験は難しい?合格ラインは?合格基準点は?
過去のケアマネ試験の合格率データ・合格基準点データ・問題ごとの難易度データを具体的に知っておくと、的を射た試験対策が立てられ、目標が明確になり、合格に近づくことができます。

 

Q1.毎年何人くらいの方がケアマネ試験に合格されているのですか?

 

A1.

ケアマネ試験の合格者数は年々減っているようです。

第20回(2017)の合格者数11月28日発表予定

第19回(2016)の合格者数は、16,280人

第18回(2015)の合格者数は、20,924人

第17回(2014)の合格者数は、33,539人 

詳しくは下記表参照

 

ケアマネ試験の過去全19回の受験者数の平均値は、138,118人となっております。
過去全19回の平均合格者数は、35,093 人ですが、直近5年間(第15回から第19回)の平均合格者数は、26,174人となっております。

過去全19回の平均合格率は、約24.8%ですが、
直近5年間(第15回から第19回)の平均合格率は、約17.4%となっております。(第19回13.1%
社会福祉士国家試験の合格率や介護福祉士国家試験の合格率と比較して明らかに合格率が低く狭き門となっています。


 

Q2.なぜ、ケアマネ試験は合格率が低いのか?

 

A2.

理由は、需要(要支援者+要介護者)と供給(ケアマネ数)の関係が一因と考えられます。単純計算で(要支援者数+要介護者数)÷必要ケアマネ数で、ケアマネの供給が十分充足していることがあげられるでしょう。

第1回から第19回までのケアマネ合格者数累計は、666,783人です。

ざっくり(居宅・施設等を勘案しないで)、計算で、ケアマネ一人につき35人の要支援者・要介護者を担当すると仮定すると

666,783人×35人=23,337,405人の要支援者+要介護者となります。

ざっくり
約2300万人の要支援者+要介護者のケアプランを作ることができます。
(歩留まり計算は含みません)

ここで、今現在の、要支援者数と要介護者数の合計人数の概算が、わかる受験生は、合格するに値する資質をお持ちかと推察いたします。
(少し大きなお世話かもしれませんね。m(_ _)m)

ちなみに、要支援・要介護者数のデータはこちらから

 

話がそれたので、戻します。毎年8万人以上の受験生が涙を呑む試験ですので、「ケアマネはそれほど難しくない」という一部事実に反する風評は、データを確認してから評価すべきと思われます。

合格率が低い他の考えられる理由は、ケアマネ業務に直接関係しない、ノイズ問題の割合が多いことと、単純ミスをすると、問題数が少ないためリカバリーできない仕組みに問題があるようです。例として、支援分野、12点、13点、14点の受験生の得点できた問題を比較して、受験生の優劣を計ると12点の受験生のほうが、知識量が多いケースがあり、運に左右される場合や知識がありすぎるために、得点を逃すことも多々見受けられます。


 

■ケアマネ試験データ
Q3.ケアマネ試験に合格するには、どのくらい得点すればいいのですか?

 

A3.

合格基準点は、毎年変動します。
理由は、問題の難易度で補正するためです。
要するに、問題が難しい年度は、合格基準点が下がるということを意味します。問題が易しい場合は、合格基準点が上がります。

 

正式な合格基準は、
1. 配点は1問1点である。(部分点はありません。)
2.介護支援分野(全25問・25点満点)、保健医療福祉サービス分野(全35問・35点満点)ごとに70%を基準とし、問題の難易度で補正した。

介護支援分野の合格基準点を超え、かつ保健医療福祉サービス分野の合格基準点を超える必要があります。
全60問の合計得点は合否判定に採用されません。

 

こんな事例があります。
合計得点45点で不合格、合計得点38点で合格!

 


合計得点 45点で涙を呑む場合
支援分野11点 医療福祉分野34点

合計得点 38点で合格する場合
支援分野 13点 医療福祉分野25点

合格するためのポイントは、分野ごとにバランスよく得点を採ることです。

合格する学習方法は様々ありますが、王道は
介護保険制度全体の概要をおおまかに理解し、例年の出題パターンを理解し、各論の精度を上げたた学習をすれば、合格できます。
ケアマネ試験には、『一貫性と妥当性に欠ける、珍問・奇問・難問』が必ず存在しますので、スルーするテクニックも必要でしょう。
働きながら受験される受験生が大多数ですので、必要な学習時間を確保する方策も重要と思われます。

■ケアマネ試験合格率、合格基準点推移、ケアマネ試験受験者数、合格者数

年度 回数 受験数 合格者数 合格率 支援合格基準点 医+福合格基準点 注意
2017  第20回            
2016  第19回 124,585 16,280 13.1% 13点 22点  
2015  第18回 134,539 20,924 15.6% 13点 25点 法改正
2014  第17回 174,974 33,539 19.2% 14点 25点
2013  第16回 144,397 22,331 15.5% 15点 26点  
2012  第15回 146,586 27,905 19.0% 15点 22点 法改正
2011  第14回 145,529 22,332 15.3% 15点 23点  
2010  第13回 139,959 28,703 20.5% 14点 25点  
2009  第12回 140,277 33,119 23.6% 15点 20点 法改正
2008  第11回 133,072 28,992 21.8% 15点 25点  
2007  第10回 139,006 31,758 22.8% 17点 23点  
2006  第9回 138,262 28,391 20.5% 17点 25点 法改正
2005  第8回 136,030 34,813 25.6% 16点 22点  
2004  第7回 124,791 37,781 30.3% 17点 24点  
2003  第6回 112,961 34,634 30.7%     法改正
2002  第5回 96,207 29,508 30.7%      
2001  第4回 92,735 32,560 35.1%      
2000  第3回 128,153 43,854 34.2%     法改正
1999  第2回 165,117 68,090 41.2%      
1998  第1回 207,080 91,269 44.1%      

注意:第1回目から第17回目までは、受験区分があり、全受験生が全問受験ではありませんでした。

よって、60問受験者の合格基準点が掲載されています。

 

Q4.何回目の受験で合格するパターンが多いですか?

 

A4.

過去のアンケート調査結果によると、

情報収集能力が高く、学習計画や学習準備が万全で、『1回で合格を決める』という強い意志を持つ姿勢の受験生は、合格しやすいようです。

次に多いパターンは、1回目2回目の受験は記念受験で、『2回目か3回目で合格しよう』と決めている受験生のようです。

あくまでも、アンケート結果によるものですので、事実上は、合格率から考えると、3回から5回の受験で合格というパターンが多いのではないでしょか。

介護業界で働かれる受験生は、2足、3足のわらじを履いた受験生も多くおられ、個々の条件や環境が異なることも背景にあるということも考慮する必要がありそうです。

→過去のアンケート結果はこちらから

 

 

■本試験情報

・ケアマネ試験はどのような内容?
・ケアマネ試験の合格率・難易度は?
・難易度をほかの資格と比較してみよう
・最近のトレンドを確認してみよう(過去問比較)?
・できるだけ、お金をかけないで合格する方法ご紹介!


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