地域ケア会議の活用

地域包括ケアシステムの解説、ケアマネ試験対策、介護保険制度とは、2015、2016、平成27年度、平成28年度


地域ケア会議の活用

地域ケア会議とは

地域包括ケアシステムを構築するためには、高齢者個人に対する支援の充実とともに、それを支える社会基盤の整備が必要になります。そこで、「①専門多職種の協働のもと、公的サービスのみならず他の社会資源も積極的に活用しながら、高齢者個人の課題分析と在宅生活の限界点を上げるための支援の充実に向けた検討を行い、これらの個別ケースの検討の積み重ねを通じて、高齢者の自立支援に資するケアマネジメントを地域全体に普及することにより、地域で高齢者を支えるネットワークを強化するとともに、②高齢者の自立を支援するための具体的な地域課題やニーズを行政に吸い上げ、社会基盤整備につなげる一つの手法として」(地域ケア会議に関するQ&A)、地域ケア会議が包括的支援事業に位置づけられています。

地域ケア会議は、個別ケースの支援内容の検討を通して、①介護支援専門員による自立支援に資するケアマネジメントの支援、②地域包括支援ネットワークの構築、③地域課題の把握を目的としています。また、地域の実情に応じて、地域課題に応じた地域づくりや資源の開発などを行うことを目的としています。

地域包括5

地域ケア会議は、その目的に応じて行政職員、地域包括支援センター職員、介護サービス事業者、医療関係者、民生委員、そして介護支援専門員などが参加して、区市町村や地域包括支援センターが主催して開催されます。目的に応じて多様なレベル(個別事例ごとの開催、日常生活圏域ごとの開催、区市町村地域全体での開催など)で地域ケア会議は開催されますが、介護支援専門員に最も関係があるのは、個別ケースを検討する地域ケア会議だと考えられます。


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出典:厚生労働省

 

地域ケア会議に関するQ&A

地域ケア会議とサービス担当者会議との違い

介護支援専門員が開催しているサービス担当会議は、個別ケースを検討する地域ケア会議と似ていますが異なるものです。地域ケア会議は、ケース当事者、家族、サービス提供者に限らず、検討目的に応じた地域の多様な人々の参加によって多角的に支援内容の検討を行います。この検討を通じて、あらゆる課題解決への支援方法を検討できるとともに、地域のネットワークの構築を促進します。また、このようなケース検討を通じて、地域の課題を把握することができます。

地域ケア会議の活用方法

介護支援専門員は地域ケア会議とは何かを理解したうえで、うまく活用することが必要です。次のようなケースを担当している、あるいは知っている場合などに、地域ケア会議の活用が有効だと考えられます。必要性を認識した場合には、地域包括支援センターに相談してみましょう。なお、呼称は「地域ケア会議」と限定されていないため、地域によっては異なった呼称の会議が地域ケア会議としての機能を担っているので注意してください。

地域ケア会議の活用が考えられる例
  ・サービス担当者以外の多様な地域資源の活用が必要な場合
  ・サービス等をうまく活用できず自立につながっていないと考えられる場合
  ・利用者ではないものの、支援の必要性がある高齢者を発見した場合
  ・多くの利用者に共通する課題に気づいた場合

地域包括ケアシステムの解説
介護保険制度とは
地域包括ケアシステムとは
地域包括ケアシステムにおける役割
地域ケア会議の活用

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