解説 第13回介護支援専門員実務研修受講試験 問題34


解説 第13回ケアマネ試験 問題34

01-green2

医療分野において、呼吸管理、その他の在宅利用および、医療器具を装着している場合の留意点も出題範囲となります。
◆ 呼吸管理の考え方
◆ その他の在宅医療
◇ 在宅酸素療養
◇ 在宅中心静脈栄養法
◇ 気管内挿管
◇ 内視鏡的胃ろう造設(PEG)
◇ 人工呼吸器
◇ ペースメーカー
◇ 腹膜灌流

1軍の座を守り続けている、在宅医療関連問題。過去問題を振り返ってみても、17年、問題35、18年、問題35、19年、問題32と37、20年、28の一部、30と34。21年では問題30、38、39にそれぞれ1つ設問がまぎれていました。ちなみに、【パルスオキシメータ】とは、ブローブを指や耳に取り付けて、侵襲せずに、経皮的動脈血酸素飽和度と脈拍数をモニターする医療機器のことですね。介護保険制度における訪問介護では、新生児以外で入院治療の必要のない利用者さんに対しての、パルスオキシメータの装着は身体介護としてカウントされることになっています。2005年に厚生労働省から、体温測定、血圧測定など同じく医療行為でないと通達がありました。


1×

静脈血中という部分が誤りですね。みーーたーーこーーとーーなーーい!!!という受験生さんも、多数おられると思います。そんな時は、制御不能にならず、この設問はスルーして次に。消去法で正答を導き出せる場合も多いからです。

 

2×

通常、病院などで行う心電図検査は、1分以内がほとんどです。けれど、それでは動悸、脈の乱れ、胸の痛みなどがある場合でも、症状の原因となる心電図変化をとらえることができないこともあります。そこで、日中活動や夜間睡眠も含めて1日中心電図記録が行える、ホルター心電図の活用となるのですね。ちなみに名前の由来は、開発者のホルター博士からだそうです。


3○

わーーかーーらーーなーーい。そんな時は思い切ってスルーして、次の設問にトライしましょう。われわれの身体の表面からは、常にその温度に見合った赤外線が出ているのだそうです。鼓膜の温度は、外気温などの影響を受けにくく、体内の深部に近い場所の体温に近く、変動の少ない温度とされています。高齢者では、麻痺があったり、痩せていたり、あるいは認知症の方も。脇に数分はさんで測定する体温計では計測が困難な場合もありますが、耳式体温計であれば、わずか数秒です。主治医とも相談のうえ、上手に使い分けるのも良い方法と考えます。

 

4×

おいおい、何のためにアラームがあるんだよと、医療関係者さまからナイスなツッコミがきそうな設問ですね。なんと、在宅医療機器のアラームに関する出題は、20年本試験、問題34の設問3にもありました。このときは、人工呼吸器使用ケースにおける不安への対応でしたが、問題の趣旨は今回も同じです。過去問、あなどるべからずです。

 

5○

その昔は、【 気管切開 イコール 会話不能 】でした。けれど、日進月歩の医療のおかげで現在ではスピーチカニューレ、あるいは、スピーキングバルブなる医療器具も開発されています。通常のカニューレの場合、カフを膨らませると空気はカニューレを通って肺に行き、またカニューレから出て行くため声が出せません。スピーチカニューレの場合は、管に窓がついており、窓からも空気が出る仕組みになっています。これなら、カフを膨らませていない状態と同じなので声が出せるのですね。主治医との十分な連携が必要となりますが、支援に関わる人にとってもうれしい医療の進歩です。




コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ