解説 第13回介護支援専門員実務研修受講試験 問題44


解説 第13回ケアマネ試験 問題44

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医療分野における出題範囲に、居宅療養管理指導があります。
◆ 薬剤管理指導の意義・目的
◆ 薬剤管理指導理利用者の特性
◆ 介護支援サービスと薬剤管理指導

問題44は、居宅療養管理指導としての出題ではありませんが、過去の本試験においても高齢者と薬剤に関する出題が多く見られます。14回試験を目指す受験生さんは、17年、問題33、19年、問題35、20年、問題29、21年、問題33などが、傾向をつかむのに適した問題ですので、ぜひご確認ください。

★ 平成19年度、一般医療での3種類以上の薬剤使用者 : 58.0パーセント
★ 平成19年度、老人医療での3種類以上の薬剤使用者 : 67.7パーセント

また、老人医療では4人に1人の割合で、7種類以上の薬剤併用があったとの報告です。
必要だからこそ処方されているわけですが、高齢者にとって併用薬剤数が多い場合は相互作用や副作用の発現に注意が必要となります。
治療のために服用したお薬で、さらに新しい問題症状が起きてしまい、その症状を抑えるために、またお薬が増える・・・。

支援に関わる全員が、正しい知識をもって支えてゆくことが重要ですね。


1○

設問のとおりです。
驚きですが、尿閉を起こす一番の原因は、薬の副作用とされます。風邪薬の中に、かならず入っている、鼻水を止める作用をもつ、『抗ヒスタミン剤』が犯人なのですね。花粉症のお薬にも、抗ヒスタミンは入っていますので、要注意です。

 

2×

膠原病等の治療において欠かせない、副腎皮質ステロイド。名前は、お聞きになったことがあると思います。炎症を鎮める、免疫を抑制するといった作用があり、副腎皮質ホルモンのうち、糖質コルチコイドという成分を化学合成したものです。

ステロイド剤を長期服用していると、体内でステロイドを作っていた機能(副腎機能)が働く必要がなくなるため機能低下を起こしてしまいます。その状態で、急に服用をやめると体内のステロイドが急激に足りなくなり、危険な状態を招きかねないのですね。医師の指導のもと、正しい服用がとても重要です。


3○

設問のとおりです。

 

4○

設問のとおりです。

 

5×

薬は主に腎臓から排泄されますが、便、汗、涙、唾液などから排泄されるものもあります。
高齢者では、腎機能が衰えている場合も多くあり、腎臓から排泄される薬の排泄速度が遅くなり【薬の作用・増強】が考えられます。これもオンライン模試で登場しましたので、得点に結びつけてくださった方が多くおられるとおもいます。




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