解説 第13回介護支援専門員実務研修受講試験 問題2


解説 第13回ケアマネ試験 問題1

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介護保険制度創設以前は【老人福祉法に基づく老人福祉制度】と【(旧)老人保健法に基づく老人医療制度】があり、福祉と医療は別々の法律に基づいてサービスが提供されていました。
この問題は、上記2つの制度間の具体的な不整合を問う問題です。
比較的正答率が高い問題といえます。難問アンケート集計によると、25問中6番目に正答率が高い問題です。

 

1× 【5訂 第1巻12P】

【利用者負担が一律】の部分が間違いです。正しくは所得に応じて支払う費用は異なっていました。また、中高所得者は、病院に入院したほうが、特別養護老人ホームへ入所するより、費用負担が安いとう制度間の不整合がありました。

基本テキストをお持ちの方で、学習された方は、容易に解答できたと思われます。

 

2× 【5訂 第1巻13P】

【一般病院の生活機能が充実した結果】の部分が間違いです。正しくは、【生活環境面の設備などが不十分】

全国的に病院では長期療養の場合、食堂・浴室等が完備されていませんでした。また、高齢者の増加にともない、特別養護老人ホームのベッド数も不足気味であり、不要という状況ではありませんでした。


3○ 【5訂 第1巻12P】

設問のとおりです。

措置制度とは、福祉サービスを受ける要件を満たしているかを判断し、また、そのサービスの開始・廃止を法令に基づいた行政権限としての措置により提供する制度をいいます。

 

参考

【老人福祉法第1条】に、この法律は、老人の福祉に関する原理を明らかにするとともに、老人に対し、その心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な【措置】を講じ、もつて老人の福祉を図ることを目的とする。とあります。


4○ 【5訂 第1巻12~13P】

設問のとおりです。

現在の介護保険で、競争原理が働いているのかどうかは、実際の現場におられる方が一番実感されていることと思います。
真の競争とは、適正水準で、適正な良質なサービスの提供といえるでしょうが、介護業界の構造上の問題により、競争というより、生き残りというテーマで事業運営している事業所が多いのが実態でしょう。

 

5× 【5訂 第1巻13P】

措置制度時代の訪問看護の利用申し込みは、医療機関の窓口にいき、訪問介護などのホームヘルプサービスは、行政の窓口にいくため、利用者は不便を強いられていました。

 

◆問題2は、読み間違い、勘違いがなければ、解答可能な問題でしょう。
解答がうまくできなかった方は、【従来の制度の問題点】を整理して学習をしましょう。




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