解説 第15回介護支援専門員実務研修受講試験 問題16


解説 第15回ケアマネ試験 問題16

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取りこぼしをしたくない問題です。
言葉じりをとらえて深く考えてしまうと迷い、得点を逃す受験生もおられるようです。
考え方は、【より適切なもの】を選べなので、選択肢の優劣を見極める必要があります。
選択肢1個だけを取り出して、○か×かを考えると、正答しにくくなりますので、全体を見渡して、客観的な視点で正答を導き出しましょう。


1×

利用者本位という言葉に、惑わされてはいけません。
アセスメントをおこない、必要性のあるものから順番にサービスを組み込むことと、なぜそのサービスが必要なのかを利用者に納得してもらう打ち合わせが大事となります。
介護保険制度のサービスは有限の中の選択であり、無限の中の選択ではありません。
すべてケアプランに盛り込むことはできません。

 

2×

自立支援とは、教科書的に説明しますと2とおりあるそうです。抽象的なのでとらえ方が難しいと感じる受験生も多いと思います。

【自分の意思のままに、自分らしく生きることを支えるという考え方】 の 自立支援

【要介護者等自身が日常生活の全ての側面において、他への依存を極力排して生活するように支援する考え方】 の 自立支援(ケアマネジメントの基本理念)


3×

インフォーマルサポートとは、地域のボランティアさんなどを指しています。
フォーマルサポートもインフォーマルサポートも含めて、チームケアとなります。

 

4○

設問のとおりです。

 

5○

言葉のヒッカケに悩んだ受験生もおられると思います。
自己決定といっても、どのような考えでそれを自己決定したのか、どのような情報に基づいて自己決定したのか、その自己決定が生命・財産等に支障をきたす恐れがあるのか、様々な状況が想定されます。
専門職として、看過できない事項の自己決定については、様々な角度からアプローチし、調整をする必要があります。
問題の出題意図として、なんでもかんでも、自己決定を受け入れるだけでは、専門職として適当な対応ではない。ということをいいたいために出されたのでしょう。

選択肢1は明らかに× 選択肢2も明らかに× 選択肢3も明らかに×と考えれば、選択肢4と5は○という消去法で考えた方がすっきりする場合もあります。




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