支援分野総評について 2013年10月21日



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先の台風26号により甚大な被害を被られた皆様ならびに御関係者様に心より御見舞い申し上げます。

こんにちは、合格オンラインの井上です。
お待たせいたしました。
第16回ケアマネ試験の総評をお届けいたします。

総評に入る前にご挨拶申し上げます。
日々、介護保険の発展にご尽力され、かつ公私共にご多忙な中、超難関資格を目指されたすべての受験生様に敬意を表します。
精神的にも肉体的にもお疲れのことと存じますが試験をやりきったことに誇りを!、ご自身の頑張りに誇りを!前向きな気持ちに誇りを!もって総評を御一読いただければ幸いです。

試験では、どうしても合否があります。
ご苦労なされたからこそ、喜びもひとしおであり、1点に涙することも試験であります。
いずれも、頑張ったからこその証ですので、その思いを大切になさってくださいませ。
そして、そのさまざまプロセスについて深い洞察力を持つ介護支援専門員になられることを祈っております。
利用者さんもそんなケアマネさんをまっておられることでしょう。

では支援分野の総評から
■支援分野総評
★試験を取り巻く状況は次のようになっております。
・受験者数は対前年比約1.7%減の144262人
・ケアマネ試験の合格率が2年連続20%を割って受験を見送った受験生が増えた模様
・近年介護福祉士の合格者数増加傾向(約8万8千人)
・近年介護福祉士国家試験の合格率が急激に上がり約50%→約64%となっている。
・受験者数の約65%の受験生が介護福祉士である。
・2011介護保険法が改正されて2回目の試験
・第18回試験から要支援者切り離しや特養利用制限・利用者負担改正等の介護保険法改正と、ケアマネ試験内容と試験制度変更予定

上記の点と試験問題を見て考えると、さまざまな観点の考え方、方向性を含んだ問題構成になっているようです。

★支援分野の特徴5つ
・2015年を視野に入れた介護保険法改正関連が3問増えた。
・重要項目が削られ、偏りが目立つ。
・重要事項でない、ヒッカケ問題が合否を分けそう。特に問題3・問題9はかなしいです。
・居宅関連従事者がやや有利でそれ以外の受験生にはやや不利な内容。
・初受験者にとっては、医療手ごたえあり・支援手ごたえ弱し、という受験生が多い模様。

★まずは、試験出題範囲という観点からみてみましょう。
分かりやすく表現するために、試験出題範囲を仮に10と仮定します。
【例・要介護認定関連・給付の種類関連・保険者関連・・・】
第15回試験までは9ないし10の試験範囲から問題が配置・構成されていました。
第16回試験は7ないし8くらいの狭い範囲で問題が配置・構成されています。
例・【被保険者関連】・【国保連】・【居宅運営基準関連】・【居宅の加算関連】・【要介護認定ロジック】・【施設関連野ケアプラン】・【地域密着関連のケアプラン】など重要項目がほとんど出題されていません。
このことは、試験出題範囲に忠実に学習された受験生にとっては肩すかしをくらった感があると思われます。
介護保険制度と、各給付におけるケアプランとの関連性という重要テーマの比重を軽くした問題配置になっているようです。

★次に、選択肢の奥の深さについてみてみましょう。
初登場の用語・単語(介護予防・日常生活支援総合事業・地域包括ケアシステム・市民後見人等)・については、想定して学習準備をされていた方は手ごたえがあり、想定外の方にとっては手ごわかったのではと思われます。
それ以外の過去に一度でも出ている用語単語については、違和感をもたれた受験生はあまりおられないでしょう。全般的に奥の深い問題はみうけられないと評価しております。

今年の支援分野の最大の特徴は、問題構成に偏りがあり、狭い学習範囲で受験生の優劣を決める内容となっている点です。特に問題9などはケアマネ業務では重要な事項ではありません。この内輪的なヒッカケをしている点が残念とういうか悲しいです。もっと正々堂々と広い範囲で重要事項の出題で受験生の優劣を決めてほしいと感じている受験生は多いと思われます。

★詳しい問題の難易度について
受験生のご協力により問題の難易度がほぼ特定できております。10月18日現在
易しい問題群10問     (17-25-19-23-20-21-24-15-6-1 )易しい順番
合否を分けそうな問題群11問 (14-16-12-18-8-11-22-4-7-5-10)易しい順番
難問・珍問・奇問群4問 (9-3-2-13)易しい順番
学習の方向性があっていたのかどうかを評価するには、優しい問題群全10問中9点ないし10点とれているか?合否を分けそうな問題群全11問中で6点なし8点以上得点できているか?
今年に限り難問はできていなくてもそれほど気にする必要はありません。来年以降はアレンジして再出題されると予想できますので、内容までしっかり理解しておくと学力がパワーアップするでしょう。

★試験のありかたについて
・介護予防・日常生活支援総合事業と言う文言は、基本法である介護保険法に明記されています。
しかし、試験出題範囲には明記されていません。このことは、昨年から指摘しておりました。全受験生に正しい出題範囲を周知させていただきたいことを
強く願う次第です。きちんと試験出題範囲に明記すべき重要項目なのは明白です。
・問題3については、法制度がうごいている中でなぜ、この問題を作成したのか疑問が残ります。
詳しい理由はホームページに後日記載します。

★最後に
12月の10日まではだれも合否の結果は分かりません。12月10日までが試験と思い、一段落したらもう一度
問題を解いてみて、冷静に客観的に分析されることをお勧めいたします。
目指すケアマネ像をしっかり描きながら「一人検討会」をしてみてはいかがでしょう。

■支援分野は全員受験なので、ある意味公平ですが、医療・福祉に関しては残念ながら公平ではいようです。
医療と福祉の総評は後日メールもしくホームページでご確認お願いします。

■支援分野

問1-35
問2-123
問3-134
問4-124
問5-15
問6-234
問7-35
問8-134
問9-*34
問10-13
問11-134
問12-123
問13-*124
問14-125
問15-15
問16-13
問17-135
問18-45
問19-245
問20-35
問21-145
問22-235
問23-235
問24-34
問25-34

■医療基礎分野
問26-245
問27-124
問28-235
問29-235
問30-135
問31-234
問32-235
問33-145
問34-*15
問35-345
問36-45
問37-25
問38-34
問39-145
問40-135

■医療総合分野
問41-34
問42-135
問43-35
問44-135
問45-*15

■福祉分野
問46-25
問47-124
問48-13
問49-25
問50-*23
問51-*345
問52-235
問53-135
問54-15
問55-*125
問56-*125
問57-234
問58-*13
問59-23
問60-14

参考資料
予想合格基準点の算出根拠
昨年の平均点
今年の平均点
問題難易度の分布状況
受験区分の比率
合格率との相関関係
を検討して計算します。
必ず無記名でお願いします。
得点データは集計以外に利用することは
一切ございません。

■ご意見・ご感想・つぶやきはコチラまで
goukakuonline@gmail.com

つぶやきページ
http://goukaku-on-line.sakura.ne.jp/wp3/tubuyaki

■お知らせ
今後のスケジュールは下記ページにてご確認お願いします。

http://goukaku-on-line.sakura.ne.jp/wp3/

医療総評 10月27日 20時頃 メール配信予定
福祉総評 10月27日 20時頃 メール配信予定
予想合格基準点はデータ数が3000件集まり次第ご報告いたします。

個々の問題解説詳細は無料スマホアプリでご用意しております。
こちらは、11月1日にリリース予定です。



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