社会福祉士 専門科目解説(相談援助の基盤と専門職 問題91~97)

第28回社会福祉士国家試験 専門科目 試験問題の解説



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問題84-90 社会調査の基礎
問題91-97 相談援助の基盤と専門職
問題98-118 相談援助の理論と方法
問題119-125 福祉サービスの組織と経営
問題126-135 高齢者に対する支援と介護保険制度
問題136-142 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
問題143-146 就労支援サービス
問題147-150 更生保護制度

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専門科目:相談援助の基盤と専門職

問題91

日本社会福祉士会が定める「社会福祉士の行動規範」における専門職としての倫理責任に関する次の記述のうち。正しいものを2つ選びなさい。

1 専門職集団としてではなく、個人として責任ある行動をとらなければならない。
2 他の社会福祉士が非倫理的な行動をとった場合、関係機関などに対し、適切な行動をとるよう働きかけなければならない。
3 研修や自主勉強会等の機会を活かして、常に自己研鑽に努めなければならない。
4 社会的信用を高めることよりも、専門職集団の利益を優先しなければならない。
5 調査研究の結果を公表する場合、調査者の利益を優先しなければならない。

解答・解説

 

問題92

2014年の「ソーシャルワークのグローバル定義」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 ウェルビーイングの増進を目指して、人間関係の問題解決を図ることが新たに加えられた。
2 ソーシャルワークは、専門職であるとともに政策目標であることが明示された。
3 これまで過小評価されてきた地域・民族固有の知を認めるものとなっている。
4 先進国の意見や実情を尊重し、マクロレベルの社会政策と社会開発を重視している。
5 西洋における集団主義重視への懸念が示された。

(注)「ソーシャルワークのグローバル定義」とは.2014年7月の国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)と国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)の総会・合同会議で採択されたものを指す。

解答・解説


問題93

ソーシャルワークの発展に寄与した代表的な研究者とその理論に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 リッチモンド(Richmond、M.)は、ケースワークの過程と対象として、個人に直接働きかける直接的活動と、社会環境を通じて働きかける間接的活動を挙げた。
2 パールマン(Perlman、H.)は、診断主義と機能主義双方の理論を折衷的に取り入れ、課題中心アプローチを体系化した。
3 ハミルトン(Hamilton、G.)は、人とその人を取り巻く状況と、その両者の相互作用の視点から「状況の中の人」という概念を提唱した。
4 リード(Reid.W.)は、ソーシャルワークの共通基盤として、実践に必須の要素に、「価値の体系」を挙げた。
5 ジャーメイン(Germain、C.)とギッターマン(Gitterman、A.)は、役割理論を基盤とし、人と環境との交互作用に焦点を当て両者の調和を目指す理論を説いた。

解答・解説

 

問題94

事例を読んで、児童養護施設のA職員(社会福祉士)によるB子への自立支援の観点から現時点でとるべき対応として、より適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
B子(17歳)は、実の母親と継父からの虐待で児童養護施設に入所している。母親と継父の養育に対する意識や生活状況はかなり改善されてきた。母親と継父は、B子と一緒に暮らしたいと言っている。A職員が、B子の意思を尋ねたところ、親の気持ちは分からなくもないが、施設退所後は一人暮らしをしながら大学に進学したいと言う。その一方で、大学には進学したいが、一人暮らしには不安があるとも言う。

1 現在の自分の学力や生活力を自分自身で客観的に見直すよう求める。
2 親の理解を得るため、自分の意思を、自分の責任で親に伝えるよう指示する。
3 大学進学と一人暮らしについて考える前に、就職して経済力をつけるよう助言する。
4 生活する上で身についていない知識やスキルについて、職員とともに学ぶことを助言する。
5 どうすれば大学進学と一人暮らしが可能になるのか、活用できる資源の情報収集を一緒にしてみることを提案する。

解答・解説


問題95

認定社会福祉士及び認定上級社会福祉士に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 認定社会福祉士制度の必要性は、2000年(平成12年)の社会福祉事業法改正時の附帯決議に盛り込まれた。
2 認定社会福祉士は、所属組織以外の分野における高度な専門性を発揮できる能力を有する者として位置づけられている。
3 認定社会福祉士は、一定の実務経験と認定試験に合格することが要件とされている。
4 認定上級社会福祉士は、高齢分野、障害分野、児童・家庭分野、医療分野など、分野ごとに認定される。
5 認定社会福祉士及び認定上級社会福祉士は、関係団体が参画する組織によって認定される。

解答・解説

 

問題96

事例を読んで.C職員(社会福祉士)に生じる倫理的ジレンマとして、該当するものを1つ選びなさい。
〔事例〕
社会福祉協議会のC職員は、クライエントのDさん(73歳、女性)の自宅を訪問した際、「マフラーを編んだので、ぜひもらって欲しい」と言われた。C職員は、マフラーをもらうことは物品の受領に当たり、そのことを記録に残さなければならないが、そもそも専門職として倫理的に問題があると考えた。そこでC職員は、「勤務先の規則で禁止されていますので、いただくことはできません」と言った。するとDさんは、「そんな堅いこと言わないで。受け取ってもらえると嬉しいです」と言った。

1 信用失墜行為の禁止と、利用者との関係
2 利用者との関係と。プライバシーの尊重
3 プライバシーの尊重と、最良の実践を行う責務
4 秘密の保持と、記録の開示
5 記録の開示と、情報の共有

解答・解説


問題97

事例を読んで、チームアプローチに基づくケース会議の開催提案に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
N市教育委員会に所属するEスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)は、V中学校から相談を受けた。その内容は.F君(13歳)が半年前から保健室登校をするようになり、2か月前からは不登校状態にあるというものであった。担任や両親などの関係者から話を聞くと、「気持ち悪い」、「学校に来るな」などと、ある生徒に言われたことがきっかけとなったとのことであった。また担任は、F君宅への電話や訪問を続けるなど、自分ひとりで解決しようと熱心に関わっていることが分かった。Eスクールソーシャルワーカーは、ケース会議の開催を提案した。

1 スクールカウンセラーに心理専門職としての意見を聴く。
2 F君が教室復帰できなかった責任を明確にすることを第一の課題とする。
3 学校全体として取り組むため、校長、副校長の参加を依頼する。
4 事実関係を確認するため、F君を中傷していた生徒の参加を依頼する。
5 これまでの交友関係の情報を得るため.F君の旧友の参加を依頼する。

解答・解説


問題84-90 社会調査の基礎
問題91-97 相談援助の基盤と専門職
問題98-118 相談援助の理論と方法
問題119-125 福祉サービスの組織と経営
問題126-135 高齢者に対する支援と介護保険制度
問題136-142 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
問題143-146 就労支援サービス
問題147-150 更生保護制度

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